ラスカルと聞いたら、アライグマでしょう。
そんな日本人のメンタリティーをよそに、本国イギリスで発売になっていた、二輪駆動ながら1/16サイズに18エンジンを搭載したシューマッカー社のラスカルというモデルが気になっていました。
写真を見る限りは、NB16やmiwiのように1/16と小さく、かつ18エンジンが載るということで、どういうことになるのかと思っていたのですが、ついに国内販売バージョンを入手しました。
第一印象は、思ったより大きい、というものでした。
普通のサイズのサーボが載るからには余裕のあるレイアウトだと思っていたのですが、1/16より一回り大きいシャーシです。全長は29センチです。miwiは26センチくらいで、数字にしたら3センチしか違わないんだけれど、タイヤも1/10ツーリングカーよりふた周りくらい大きいし、アルミのシャーシの厚みは4ミリくらいあるし、かなりしっかりした印象です。(写真はmiwiとFW-05との比較です)
厚いしっかりとしたシャーシ。
エンジン周り
オイルダンパーも作動はスムーズ、カーボン調の樹脂製アッパーデッキや、全輪に装備されたターンバックル、がそそります。リアデフ部分のカップも金属製。まだよく見てないのですが、ドライブシャフトはユニバーサルジョイント標準装備のようです。
ホイールのハブなのですが、汎用性のある見慣れた6角ハブだろうと予想していたのですが、ちと特殊な形状。ヨーロッパでは標準なのでしょうか。本国のサイトでは、standard buggy tiresと書いてあるのですが、これってホイールではなくてあくまでタイヤだけのことを指して言っているのでしょうか。
オンロード用のタイヤをパワーズさんに頼まないといけませんね....
メカを積んだ後、スロットルのリンケージ調整に時間を少し費やしましたが、問題なく完成。
組み立てに使うネジがほとんどすべてトルクスなのにはびっくりしました。
さっそく日が昇ってから慣らしです。
ベンチ上で2タンクほど甘めで消費。
エンジンも、最初重めのプルスターターに戸惑いながらもこれが18エンジンの圧縮かと手応えを感じながらスローを調整すると、比較的すんなり目を覚ましました。パイプが長く伸び後方排気になっているためか、アイドリングは比較的静かです。とても安定しています。タンク容量も計ってませんが、70-80ミリリットルくらい入る印象。
スパーがむき出しなので、いきなりオフロードに持ち込んで走行不能になったら嫌なので....
弱気ですが、最初はオンロードでならし走行始めたいと思います。
スパーを保護するカバーなどを作ればいいのでしょうが....
次回は走らせてみた様子などをレポートしてみたいと思います。
Schumacher Rascal micro nitro
スペック・本国サイトより転載。
Width 全幅- 220mm
Length 全長- 290mm
Wheelbase ホイールベース- 195mm
Height 全高- 120mm
Weight 装備重量- 1500g (RTR)
輸入代理店 パワーズジャパン
powers-international.com/ラスカルのページは
こちら箱には時速65キロメートル以上出ます!と書いてます(^^)